実務者研修を開講するには?

Q.ご相談
実務者研修を開講するには、まず何から手をつければいいでしょうか?

行政書士・社会保険労務士 岩本浩昭

A.行政書士・特定社会保険労務士岩本の回答

実務者研修の指定を受けるためには、さまざまな要件を満たす必要がありますので、まずは要件を満たすことができるかどうか確認してください。

実務者研修を開講するには?

実務者研修を開講するには都道府県等の指定を受けなければなりませんが、その指定を受けるためには、下記の要件を満たす必要があります。

では、いったいどういう要件を満たせばいいのでしょうか?

■実務者研修の実施にあたって求められる要件

1.法人であること

地方公共団体、学校法人、社会福祉法人等だけではなく、営利法人やNPO法人でも実務者研修を開講することができます。

2.教育期間は6ヶ月以上、履修時間は450時間以上であること

昼間課程・夜間課程・通信課程で実施できますが、通信課程のうち、介護過程Ⅲ・医療的ケア(演習)についてはスクーリング形式で行わなければなりません。

また、450時間についてはあくまで無資格者の履修時間であり、有資格者(ヘルパー2級・基礎研修修了者等)は一部の科目の履修が免除されます。

3.教員を必要数確保できること

教員については、いろいろ細かな規定があり、最も重要で、かつ、非常にわかりにくくなっています。

まとめますと、それぞれ以下のような要件が定められています。

教員
要件
教務に関する主任者
実務経験5年以上+講習会等修了者
専任教員
実務経験、講習会修了の要件なし
介護過程Ⅲを担当する教員
実務経験5年以上+講習会等修了者
医療的ケアを担当する教員
実務経験5年以上+講習会等修了者
その他の教員
実務経験、講習会修了の要件なし

*実務経験5年以上は、あくまで資格取得後5年以上の実務経験が必要です。

4.教育上必要な機械器具、模型を有すること

配置する機械器具・模型の種類、数については、実務者研修を行う上で必要なものを配置しなければなりません。

ただし、具体的に配置すべき機械器具・模型の種類、数は特に規定されていませんので、実際に実務者研修を実施する上で必要なものをそろえるようにしてください。

5.法人運営において、監理及び維持経営の方法が確実であること

ということで、ネックとなるのは、要件を満たす教員を配置できるかどうか、必要な機械器具等をそろえられるかというところに絞られます。

機械器具等は資金があれば購入・レンタルすることは可能ですから、要件を満たす教員を配置できれば実務者研修は開講できるでしょう。

とはいえ、教員の要件も指針等で細かく書かれていますが、よくわかりにくいと思います。

教員等の要件を満たせるかどうか判断できない、要件を満たせるようアドバイスが欲しいという法人様は、弊所の申請手続き代行サービスをご利用ください。

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